RICセントラルタワー様

空調設備の電気とガスのハイブリッド化や、運転のムダをなくすための熱源の集約化＋機器モジュール化など、エネルギー消費の効率化に加え、コストパフォーマンスと故障リスクの低減も考慮した総合的な改修工事を実施しました。併せて、照明器具もLEDに改修することで、より高い省エネルギー効果を得ることができました。
こうしたお取り組みについて、その背景や具体的な内容を伺いました。

導入の目的・背景

既存の空調機器は老朽化が進み、メンテナンス費用が増大していました。さらに、エネルギー効率の悪化によりランニングコストも上昇していました。この状況を改善するため、高効率な空調システムへの更新を検討していました。大和エネルギー様からは、「設備の更新と照明器具のLED化を同時に行うことで高い省エネルギー効果が得られ、補助金制度の活用により初期投資の負担を軽減できる」という提案を受けました。また、補助金の申請手続きなどのサポート体制が充実していたことも、導入を決断した理由の一つです。

導入後の効果

ガスの使用量を49％、電気の使用量14％削減することができました。安定した省エネルギー効果が得られることになり、今後は運用改善によるエネルギーコストのさらなる低減を目指します。

導入システムの提案や
施工について

施工面では、トラブルや事故はなく安全に進めていただいたことと、弊社の要望に合わせてかなりの工程調整を行なっていただきましたこと感謝申し上げます。ちょうど新型コロナウイルスの感染拡大に伴う物流混乱の時期にあたってしまったことから、導入機器の納期が大幅に遅れてしまいましたが、補助金団体への事情の説明等のフォローアップをしっかりとしていただき、無事に補助事業を完了することが出来ました。