DE-Magazine 大和エネルギーのヒトとシゴトを紹介

CHANGE THE ENERGY

新規顧客を開拓し、信頼関係を築いていく。プロジェクト担当者 大阪営業所 営業課 佐藤 航旗新規顧客を開拓し、信頼関係を築いていく。プロジェクト担当者 大阪営業所 営業課 佐藤 航旗

プロジェクト概要

京都廣学館高等学校、京都福祉専門学校、京都動物専門学校を運営する(学)南京都学園にて、2016年に5施設での電力小売を契約。
次いで京都動物専門学校の空調設備をガス式から電気式に更新、昨年は同校の教室や職員室などの照明を蛍光灯からLED照明への更新を実施。

電力小売から始まった、
お客さまとのお付き合い

南京都学園さまにはちょうど電力会社の切替えを検討されているタイミングでご提案でき、5施設でご契約いただきました。以前から新電力を利用されていたので、すでに安価な契約をされており難しい提案でしたが、まだ新入社員だった私を先輩方にフォローしてもらい、契約につなげることができました。

次にご提案したのは、空調設備のガス式から電気式への更新工事。故障も多く、点検や修理の度に費用がかさむとお聞きしていました。同じガス式に更新するより工事規模は大きくなりますが、メンテナンスが少なく、操作性の良い電気式の方がメリットがあると考えました。ご契約いただいた電気料金をさらに見直し、新たなランニングコストをシミュレーションするなど数カ月かけて提案活動を行い、京都動物専門学校1号館での導入に至りました。

同時にご提案していたLED照明への更新も約半年後に契約。しかし、工事の最終段階になって、一部の教室で天井中央の梁の影が黒板にかかることが判明。すぐに器具を変更するなどの対応を行いました。想定外の状況でしたが、もっと慎重にシミュレーションしていれば、防ぐことはできたはずです。お客さまにはご迷惑をおかけしてしまいましたが、今後はこの経験を活かしたきめ細かいLED照明のご提案ができると思います。

電力小売から始まった、お客さまとのお付き合い
一から新規顧客を開拓していく、営業の面白さ

一から新規顧客を開拓していく、
営業の面白さ

南京都学園さまとのお取り引きは1本の電話からでした。新入社員の頃、私はテレアポや飛び込み営業からスタートしました。はじめは話を聞いてもらえないこともありましたが、次第に担当者、責任者とも話せるようになり、お客さまとつながれるようになりました。

当初、上手くいかない時には気持ちが沈むこともありましたが、今はここからのスタートで良かったと思っています。そのおかげで南京都学園さまと出会うことができたのですから。自らの手で一から新規顧客を開拓し、信頼関係を築いていく過程が営業という仕事の面白さだと分かってきました。今の自信につながっています。

一から新規顧客を開拓していく、営業の面白さ

社内の風通しの良さが
会社の強みに

営業活動では初回の訪問が肝心。対象案件に近い事例を調べ、各担当者に確認するなど事前準備は念入りに行うので、多くの先輩方の経験値を活用させてもらっています。こんな時、いつも思うのは、先輩や上司はもちろん、他部署の人でも気軽に話せて何でも相談できる風通しの良さです。特に南京都学園さまは初めての学校案件だったので、さまざまなアドバイスを受けながら進めていきました。

入社前は会社はもっと堅苦しいところだと思っていましたが、居心地の良さは大学時代と変わらないくらいかも。この風通しの良さが、仕事のしやすさにつながり、ひいては当社の強みになっていると思います。

社内の風通しの良さが会社の強みに

社会貢献を胸にお客さまの期待に
お応えしていきます

当社は脱炭素社会の実現に向け、省エネルギーや再生可能エネルギーの事業を行っています。全国各地に太陽光発電所を所有し発電を行っており、当社の小売電力にも一部含まれています。自社で電源を持たない小売電気事業者が多い中、このような点にも信頼をいただきお客様の選択基準の一つになっており、当社の事業に誇りを感じます。

昨年、国のエネルギー基本計画において、将来の脱炭素化に向けてさらに温室効果ガス削減を推進するため、再生可能エネルギーを主力電源とする方針が掲げられました。日本全体の取り組みからすれば、私が携わる案件でのCO2削減量は微々たるものですが、個々の小さな積み重ねがなければ、実現できないことも事実です。これからもお客さまの期待にお応えしながら、社会や環境への貢献という思いを大切に、一つひとつの案件にしっかり取り組んでいきたいと思います。

社会貢献を胸にお客さまの期待にお応えしていきます社会貢献を胸にお客さまの期待にお応えしていきます

< お客さまから >
安全性への配慮など誠実な企業姿勢に、信頼性が増しています

京都動物専門学校
事務長

木下 博美 様

木下 博美 様

空調設備は、工事規模も大きくコストもかかるので当初はガス式の設備を更新するつもりでしたが、長期的なメリットとなるキュービクルも含む設備全体の見直しなどのご提案をいただき、導入を決定しました。電気式での初めての冬を終えて、光熱費全体で約10%コスト削減につながっています。

LED照明更新の際には、他社からは電球交換だけの安い見積もりが上がっていた中、照明器具も一緒に更新するご提案をいただきました。地震などの災害時に電球の落下などの危険性を考慮したもので、電球だけの交換なら辞退するという申し出でした。安全安心という方針に忠実に臨む、誠実な企業だと思いました。黒板に影がかかると分かった時も、工事担当の方と一緒に丁寧に対応していただき、大和エネルギーさんへの信頼はますます高くなりました。LED照明導入後、生徒からは「明るくなって、手元が見やすい」と好評です。

※本記事内容・役職名は、平成31年4月現在の情報です。