トップ > 導入事例 > 医療法人財団 康生会 武田病院 様

導入事例

医療法人財団 康生会 武田病院様

医療法人財団 康生会 武田病院様 外観写真
建物種別 病院
導入サービス セントラル空調設備(空冷ヒートポンプチラー)の更新
照明設備改修、 窓ガラス
竣工年月 平成22年12月31日
受注形態 ESCO方式

「地球にやさしい環境づくり」を基本方針の一つに掲げる武田病院グループは、エネルギー有効利用のための天然ガスコージェネの導入、環境負荷の高い消毒液や廃棄物の削減など環境経営においても先進的な取り組みを続けています。平成20年から22年にかけ、二期に分けてセントラル空調設備の更新を実施し、あわせて照明設備も改修、病室には断熱性の高い複層ガラスを導入しました。
受注形態としてはESCO方式を採用し、さらに費用負担を軽減するために補助金も利用。補助金の申請手続きなども当社で代行しました。

導入サービス概要

空調熱源の更新

第一期更新では、本館のガス焚き吸収式冷温水発生機(50Rtツイン)の経年劣化に伴い、省エネを主眼に据えた高効率空調機器に更新。第二期は省エネ性のさらなる向上と故障時の機能維持を考え、北館の空調熱源も更新し、熱源システムの集約、水系統の統合を行いました。

■空調熱源 更新前・第一期更新の図■空調熱源 第二期更新の図

更新前

■ガス焚き吸収冷温水機100Rt(50Rtツイン)■空冷式ヒートポンプチラー(CAH形)40馬力×3台、20馬力×4台、15馬力×1台

  • 機器の老朽化
  • 故障の際の修理費が高い
  • エネルギーコストが高い
  • 万一の故障時の対応できない
  • CO2排出量が多い

更新後

高効率空冷式ヒートポンプチラー 60馬力×2台、50馬力×3台

  • 機器の高効率化による省エネ効果が見込める
  • ランニングコストの削減
  • 万一のときにも対応できる、故障に強いモジュールシステム
  • CO2排出量を削減
  • 設定温度の変更が容易で、遠隔操作も可能
  • 院内レイアウトの変更に対応可能

照明設備の改修

既設のFLR蛍光灯照明を長寿命で省エネ効果の高いCCFLランプへ改修しました。CCFLランプの光は、直進性が高いLEDと異なり広範囲に広がるのが特徴です。
CCFL 28w型×316本、CCFL14w型×70本

窓ガラスの改修(第二期)

病室の窓ガラスを複層ガラスに変更し、窓の断熱性を向上させました。

導入省エネ機器

  • 空冷式ヒートポンプチラー〈コンパクトキューブ〉高効率シリーズ

    空冷式ヒートポンプチラー
    〈コンパクトキューブ〉高効率シリーズ

  • 熱源システム

    効率の良さと危険分散を考慮した
    熱源システム

  • 蛍光灯とインバーター

    照明器具は従来のものを使用し、
    蛍光灯とインバーターのみ交換

導入効果

省エネ・CO2削減効果

二期分の改修により、建物全体で10.8%の省エネ効果(一次エネルギー量換算)があり、CO2排出量に換算すると149t削減することができました。また、ランニング費は、改修前後で約1,034万円の削減となりました。

省エネ効果(一次エネルギー量換算)のグラフ 10.8%削減

CO2削減効果のグラフ 149t-CO2 削減

武田病院グループ 本部 施設管理部長 環境管理責任者 久保 茂 様 顔写真
武田病院グループ 本部
施設管理部長
環境管理責任者 久保 茂 様

お客様の声

本館の空調熱源は12年間使ってきたガス焚き吸収式冷温水発生機で経年劣化が進んでおり、不具合等で患者さまにご迷惑をお掛けしてしまったこともありました。

今回はエネルギー効率を上げて省エネを実現するだけでなく、万一の故障時にも最低限の機能維持ができるように改修してもらえたので、満足しています。

大阪支店 技術部 技術課 課長 室 和利 顔写真

担当者の声

病院には常に患者さまがいらっしゃるので、工事機材の搬入方法や音の問題などには細心の注意を払う必要があります。施工時には武田病院様のスタッフの皆さまと連絡を密にとり、患者さまに配慮しながら対応させていただきました。
今回の改修で目指したのは、院内レイアウトの変更に対応でき、単独でも運転できる省エネシステム。空調負荷が軽い冬季には60馬力2台程度の稼働でまかなえており、試算以上の省エネ効果を出すことができました。この案件を皮切りとして、グループ内の他の施設でも改修が必要なときには声をかけていただいております。